熊本県熊本地方で震度7の地震が発生!東日本大震災以来の大規模な地震。
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4月14日の午後9時26分ごろに、熊本県益城町で震度7、熊本市内でも震度6弱の地震が起きましたね!
僕も熊本県在住なんですが、僕が住んでいる地域は熊本市内から少し離れた田舎町になります。
一番最初の地震が起きた頃に、僕はちょうど外に出かけていて、帰り道を運転している所でした。
突然、大きな音で鳴りだした携帯電話
あと1kmくらいの距離で家に着くというところで、スマホから突然、大きな音が鳴りはじめて、画面を見てみたら熊本県のエリアメールでした。
「熊本県で地震発生。強い揺れに備えてください。」みたいな通知が来ました。
僕はちょうど車を運転中だったので、「いま地震が起きてるのかな?」と震動を感じとろうとしたのですが、車の運転自体も基本的に揺れたり、道路のゆがみでガタンと振動が来るのも日常的なことなので、正直、地震かどうか分かりませんでした。
震度4~6の余震が数分~数十分おきに何回も続く
そのあと、午後9時30分ごろに家に着いてから、お風呂に入った後に、くつろいだりしていたら、今度は家の中なのではっきりと分かったのですが、けっこう横揺れの地震が起きました。
「うわっ、ちょっ、!」lっと、声にならない感じで、びっくりしました。僕が住んでいる家は4階建の市営住宅で3階に住んでいたので、若干揺れを強く感じたかもしれません。
そこから、5分置きとか10分置きとかに何回も余震が繰り返されました。20~30分くらい経ってから、もう治まったかな?と思った矢先、また余震が起きるということもありました。
熊本県内だけでなく九州規模で起きていた
そこから、ネットニュースを調べてみると、熊本県の益城町で震度7の地震が観測されて、その周りの地域や他県でも震度6強、震度6弱、震度5、震度4とか色んな所で、地震が発生してることがわかりました。
「けっこうな規模で地震が起きてるじゃないか!」とその時、初めて事の重大さに気づきました。熊本県を中心に周りの県の鹿児島、大分、宮崎、福岡、長崎、佐賀などでも地震が発生しており、さらに九州に近い本州と四国の県にも震度3~4の地震が起きている事が分かりました。
テレビをつけてみると、案の定、色んなチャンネルで地震の速報が報道されていました。熊本市内の益城町では、家が倒壊している所もいくつかあり、ケガ人が数百人と死人が数人いるとの情報も入りました。
この記事を書いているのは、4月15日の13時頃ですが、今の時点で分かっているのはケガ人774人、死人が9人と報道されていました。
これほどの規模で地震が起きるなんて、言葉を失いますね…。僕が住んでいるところは八代という地域なのですが、八代でも地震による転倒で脚の骨を骨折した男性がいる?という情報もあるようです。
JAや学校の体育館を避難所として、皆が避難できるような場所が設けられているようです。熊本市内から離れているおかげもありますが、僕が住んでいる家は大丈夫でした。
地震による被害状況
益城町の他の町の家屋の状況は分かりませんが、益城町の家屋が倒壊しているところは、惨(むご)かったです。2階建の家の屋根がほぼ地面のところまで崩れ落ちているくらい壊れている家も何件かありました。
これほどまでに酷い地震が起きるなんて、事前に防ぎようが無いですよね…。軽い地震だったら、棚やタンスが倒れたり、高い位置にある物が落ちないように、気を付けるくらいで済みますが、家が倒壊するレベルになると誰もどうしようもないじゃないですか。
倒壊した家は確かに築年数がかなり経っていたという情報もありますが、だからといって、それを予測して、地震に備えて家を替えたり、引っ越したりできるものじゃないし、たまたまその場所に住んでいた人にとっては、そこに住む以外の選択肢は無かったわけであって。
地震とか台風とか自然による災害に関しては、規模がでかくなればなるほど、未然に防ぎようがなくなるから、考えだしたら答えが見つからなくなりますね…。
震度7の地震は東日本大震災以来
今回の熊本県熊本地方の震度7の地震は、東日本大震災の2011年3月11日以来、九州では初めての地震だといわれる。地震による津波の影響の心配は無いようですが、ここ1週間くらいは、余震が続く可能性があると言われているので、警戒する必要があります。
警察や消防によると、益城町では家屋が10戸以上倒壊しており多くの住民が下敷きになっているとの事。火災が発生したところもあり、別の家では、女児が下敷きになり意識不明の重体。
高齢女性や赤ちゃんが閉じ込められているとの情報もありました。(僕が午前中に見たニュースでは、赤ちゃんは無事に救出されたと書いてありました。)
益城町だけでなく、熊本市でも一部の家屋が倒壊したそうです。15日の早朝の時点では、病院で手当てを受けた人は少なくとも100人以上に上るとみられます。
さまざまなインフラにも被害が及んでいる
県内では道路が陥没、停電も発生しており、警察などが詳しい状況を把握しているところです。気象庁によると震度7の震源地は熊本地方で、震源の深さは約11キロ。
地震の規模を示すマグニチュードは6.5と推定。余震が何回も繰り返されていましたが、その余震ですら震度6とか震度5とかのレベルでしたから、たまったもんじゃないですね。
JR九州によると、熊本市の熊本駅―熊本総合車両所間で、九州新幹線下りの回送列車が本線上で脱線したようです。ちなみに知り合いの大学生の人たちは本日の4月15日は学校が休みになりました。
僕のバイト先の飲食店も今日は休みになりました。おそらく余震の影響がまだ続く可能性があることから、念の為に休店したのでしょう。
熊本県内の各避難所で4万人超の人たちが避難
熊本県内では505か所に避難所が設置されており、約4万5000人の人たちが、そこで避難しているようです。気象庁は、この地震を「平成28年(2016年)熊本地震」と命名しました。
他にも驚いたのは、熊本城の屋根の瓦とか石垣も、地震の強い揺れによって崩れたこと。益城町に関しては、強い揺れの影響で道路やガードレールも崩壊している所がありました。
気象庁によると、4月15日午後1時の段階で余震の回数は、129回に上り、このうち震度6強が1回、6弱が1回、5弱が2回、4が16回観測された。過去に起きた同じくらいの規模の地震と比べて「余震が非常に多い状態」が続いているという。
自衛隊が約1700人、警察が約1920人、県内外の消防2937人以上の態勢で対応に当たっており、警察は最大震度7を観測した益城町などで約60人を救助しました。
これ以上、何も被害が起きない事を祈ります。