自由なライフスタイルブログ

脳の神経ネットワークを同時発火させたい

スポンサードリンク


高い目標や結果を目指せば目指すほど、プロセスを楽しむスキルが必要になってくる。

スポンサードリンク

スポンサードリンク

f:id:masa-ryu16:20160126152420j:plain


今ある幸せとか喜びを得るためには、「もしこれがなかったら、どれだけ困るだろうか?」とか「元々存在しないモノがここにある。」考えることで、自然とありがたみが湧いてくる。


ゼロベースっていう考え方は、少しずれるかもしれないけど、やっぱり何事も0の状態を基準に考えることって大切だと思う。人間には色々な欲望があるし、仮に欲望を叶えたとしても、「もっと、もっと」欲しがる本能や、「さらに上のランク」を目指す人間脳などの働きがあるから、良くも悪くも欲望に終わりは無いと思います。



もちろん、欲望を全否定するわけではなく、僕は「欲望」自体には全然、肯定的なんですけど、要は欲望を叶えるまでのプロセスに対して疑問があったりするから、それについて考えてみようと思いました。


人間は本来、物質とかお金とかが、膨大になくても最低限、生きていけるだけの食べ物とか家、水道光熱とか衣類、そしてお金があれば十分幸せな気分にはなれると思うんです。それは思考や言葉、今あるものに対するありがたみをしっかりと感じとることができればの話ですが。



上記の例は少し大げさにしても、実際には、人によって個人差はあれど、多くの人たちが、液晶テレビ、炊飯器、冷蔵庫、洗濯機、お風呂やトイレ、インターネットがつながるスマホやパソコン、漫画やアニメやゲーム、本や映画などが、元々備わっているか、比較的容易に手に入れることができる時代です。



これだけ多くの物や環境に恵まれているのだから、シンプルに考えれば、自分がとても幸せだということに気づけるはずです。ところが、多くの物や環境に恵まれているにも関わらず、幸せを感じとることができないどころか、不平不満を言う人間も中にはいますね。


なぜ、その人は不平不満を言うのか?一つは現状に満足していないからです。現状に満足していないという事は、一見すると向上心に溢れているように受け取れますが、僕はそうじゃないと思います。向上心があるにはあると思うのですが、現状に不平不満を感じている間は、心構えがまだまだだ甘いと思います。



なぜ現状に満足できないのかというと、今あるモノにフォーカスしていないからです。はっきりとした統計はありませんが、向上心はあるけど現状に不平不満を抱いている多くの人が、今ない物にフォーカスしていると思うのです。


向上心を持つことは素晴らしいことですが、どんな環境でも成功する人たちは、今あるモノにフォーカス(焦点を当てる)して、今あるモノで勝負しているのです。成功できない人ほど「もっと〇〇があれば」とか「お金さえあれば」とか「〇〇さんと知り合いにさえなれれば」とか、今ないモノにフォーカスするから、けっきょく不平不満を言うしかなくなるのです。



そうではなくて、自分が欲しいモノや達成したいゴールがあるならば、今の自分の身のまわりにあるモノや、今の自分が頑張って手に入る範囲のモノや、今の自分の頭の中にある知識や経験などで、勝負するしかないのです。冒頭の幸せと喜びを感じ取る話から、成功できる人と成功できない人の話に変わりましたが、この2つの話は共通しています。



今あるモノや今いる周りの人たちに感謝できる人が、幸せを感じとることができる。今あるモノや今いる周りの人たちに感謝できる人が、今あるモノを駆使したり、今いる周りの人たちと協力して、自分のゴールを達成することができる。


だから現状に幸せを見い出すこと自体は、平和ボケでもなんでも無いと思います。新たに手に入れたいモノや達成したいゴールがあるのならば、今が幸せだと感じる事ができたしても、さらなる高みを目指すことは自由だからです。


このさらなる高み目指すときの心構えの段階で、ゴール達成している自分をイメージしたりして、ワクワクするのは全然アリですが、逆にゴール達成していない自分自身に歯痒くなったり、怒ったり、不平不満を漏らし始めるのは論外です。



なので、すでに現状に幸せを感じている毎日の生活の中で、さらなる高みを目指すのは自由ですが、高みを目指す代わりにゴール達成できなくても、決して落ち込まないことが重要です。落ち込む必要なんかありません。なぜならあなたはもう既に幸せなはずだからです。



高みを目指す以上は、ちょっと心構えを間違えたら、ありがちな感情かもしれないけど、根本的に自分は考え方をチェンジします。達成したいゴールがそこに存在したとしても、そのゴールを目指すプロセスも全て楽しむつもりでやることです。


得たい結果が出ようが出まいが、プロセス(途中経過)を楽しめるようになれば、これはもう無敵だと思います。なぜなら、プロセスを楽しめるようになれば、結果に一喜一憂しなくなるので、いちいち落ち込まなくなるのです。



どれくらいの結果が得られたのかをいちいち気にするから、結果が得られなかった時に落ち込む。そうじゃなくて、結果というのはあくまでも結果に過ぎないので、結果よりももっと大切なモノがあります。


今日一日で、自分がどれだけの行動を起こせたか?例えば、朝一番に決めていた今日やるべきリストみたいなモノがあるとしたら、自分がどれだけの項目を終わらせることができたのか?



終わった項目には線を引いていく。もし終わっていないとしたら、それはなぜか?終わっていないとしたら、その日のうちに終わるまでやり続ける。もしくは明日には終わらせる。このように自分のやるべきリストを消化していくことに焦点を当てていくのです。



話の流れがちょっとずれましたが、とにかく達成したいゴールにたどり着けていない段階だとしても、落ち込む必要はないという事です。結果が得られない事に落ち込むのではなく、自分がその日1日でやるべきリストを消化していく事だけにフォーカスする。


自分がたてた1日のやるべきリストを一つでも消化していく事が、本来の幸せの形だと思います。なので向上心は持っても、ゴールにたどり着くまでのプロセスは楽しむこと!



プロセスを楽しめるようになれば、その一つ一つに感謝と喜びを感じれて、どんな時でも幸せな状態でいられると思います。もちろん僕自身もまだまだ未熟者なので、どんな時でも幸せな状態である。という程ではありませんが、過程を楽しむ事をこれからも意識していきたいと思います。


自分の中で近頃、思ってはいたけれど、ぼんやりとしていた暗黙知みたいな領域の想いを文章にすることができて嬉しいです。


では本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございます。